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リスキリング

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リスキリング

解説

デジタル化の進展にともない、事業モデルや仕事の進め方が大幅に変化する中で、今の職業で価値を創出し続けるために必要とされる新たなスキルを取得すること。一部のIT技術者等のデジタル人材に求められる問題ではなく、すべての人材に求められる取り組みといえる。
ねえねえ、わーくま、本を読んでいたら、「これからの時代はみんながリスキリングしていくことが重要だ」って書いてあったんだけど、「リスキリング」ってなあに?なんだか、リスキーでスリリングな感じがするね!
わはは。ちがうよ富里井さん、「リ・スキリング」、「時代に合わせて、もう一回、新しいスキルを学び直すこと」を言うんだよ。「学び直し」というと広い意味を持つけど、わざわざ「リスキリング」と言う場合には、特に、「デジタル化が進んでいく中で必要なスキルを身につけて、仕事のしかたをアップデートすること」を指すんだね。
ITやデジタルに関する知識を学んでいくことが大切だっていうこと?なんだか、前からずっと言われていることのような気がするけれど。
そうだね。こうした考え方自体は「IT革命」という言葉が誕生した2000年前後からずっと存在しているものだけれど、コロナ禍の影響を受けて、社会のありかたを大きく変えていく必要性が差し迫ったものになってきた関係で、ここ最近一気に注目を集めるようになってきているんだ。
そういうことかあ。たしかに、いままでは、「ITは一部の詳しい人が使うツール」というイメージも強かったし、「ツールを上手に使える人と使えない人で利便性に差が出てしまう」という意味を持つ「IT格差」という言葉もあったよね。でも、最近では、「IT」より、「DX(デジタル・トランスフォーメーション)」という言葉のほうが、よく使われているよね。「ITを活用して、既存の仕組みをもっと便利にしていこう」という時代から、「仕組みそのものを、デジタル技術で根本的に作り替えていこう」という時代に変わりつつある、ということだね。言い方を変えれば、「ITを使える人だけが便利になる時代」から、「皆が<デジタルを活用できる>ということを前提として、社会の仕組み全体を新しいかたちに刷新していこうとする時代」になってきた、ということか。
そういうことだね。皆がデジタルを活用できるようになってはじめて、社会の仕組みそのものを大きく変えていくことができる、ということだね。デジタルを活用できない人がいる限り、いままでの仕組みも残さざるを得ないわけだからね。
なるほどだね・・・。ということは、「DX」を進めていくためには、文字通り「みんな」が、デジタルについての知識や、ITによって実現される新しい仕組みに対応するための新しいスキルを身につけていく必要がある、ということなわけだね。
そういうことだね。いままでは、「ITに関しては、システムを作る人だけが詳しく分かっていればいいんだ」「IT(システム)は、使いたい人、使う担当の人だけ使ったらいいんじゃないの」というスタンスを取る人も多かったんだよね。でも、本来、システムというものは、全員がシステムの意味合いを深く理解して、全員がシステムをフル活用するようになってはじめて、その価値を最大限発揮できるようになるわけなんだよね。すなわち、IT部門の人とか、ITを専門にしている人だけではなくて、ユーザー部門、つまり、「システムを使う人」みんなが、デジタル技術の意味合いと価値を理解しないと、本当の意味での大きな変化は生み出せない、ということなんだよね。
そうか・・・。だから、「みんなが学んでいく」、つまり、リスキリングをする必要があるんだよね。コロナ禍を経て、いよいよ、その必要性・重要性に、みんなが気付き始めた、っていうことなんだよね、きっと。会社員だけの課題でもなくって、フリーランスだけの課題でもなくって、あらゆる働きかたで働く、働くみんなに共通の課題、ってことだね。
うん。誰しもが向き合わざるを得ないテーマだね。でも、働きかたによって、リスキリングを進めていく上での課題というのは異なっているんだ。大きな組織において組織全体としてリスキリングを進めていこうとする場合と、フリーランスが自分自身でリスキリングを進めていこうとする場合とで、課題になることは違う、ということだね。
ど、どういうこと??
大きな組織においてリスキリングを進めようとすると、どうしても「自分には必要ない」と拒否する人達も出てくるものだから、そうした人達とどう向き合うか、というのが課題になることが多いと言われているよね。
いままでだったら、そのままでもよかったかもしれないけど、本気でDXを進めていこうとするなら、そうした課題は解決していかなければならないよね。どうしたらそうした課題を解決していけるんだろうね?
なんといっても、みんなが、腹の底から、「自分を含めた全員が変わっていかないと、社会全体が立ちいかなくなる」という「受け入れ(心理的受容)」をすることが一番重要なんだ。そうした「受け入れ」が進まないと、なかなかリスキリングは進んでいかないよね。まずはそこから、だね。そのためにも、組織のトップを含めた全員が、同じ立場で、フラットに、リスキリングに向けた努力をしていくことが必要だね。組織のトップが「自分は偉いから無関係」なんて思っていたら、そりゃあ、組織全体が動いていかないよね。
たしかにそうだよねえ、みんなが変わらないといけないわけだもんね。その認識を共通認識にしていくことが最初の大事な「一歩目」になるよね。
それから、リスキリングに否定的な人の心の奥には、「勉強しても理解できなかったらどうしよう」という不安もあるはずだよね。その点については、「それだけであなたの仕事能力のすべてが評価されるわけではないんだよ」ということや、「全員が理解して、新しいスキルを体得できるまで、リスキリングの支援を止めない。だれひとり取り残さず、徹底的にフォローアップするからね」という姿勢と行動の両方でもってしっかりと示していくことが大切になるね。そこまでしてでも「絶対にやりきるんだ」という、リーダーの不退転の決意が重要だ、ということだね。
それは本当に大切なことだね!「分断を決して起こさない」「格差を絶対に作り出さない」という姿勢、そして、「自己責任、といってみんなに負担を押し付けたりはしない」という姿勢が大切だよね。そうすることで、みんなが安心してリスキリングに向けて努力しようと思えるようになると思うもん。
一番難しいのは、「自分はいままでこんなに一生懸命頑張ってやってきて、自分が築いてきた誇れる専門性もあるのに、新しく入ってきたばかりの経験不足の人達と横並びで、ゼロから新しいことを学ばなければならないんだ」というような不満を持つ人に対して、どう向き合うかだね。大事なのは、こういうひとたちのことを、抵抗勢力とか阻害要因とか呼んだりして責めるんじゃなくて、尊敬と敬意をもって向き合うことだね。「新しいことを学ばなければならない」というのは、「いままでやってきた仕事の経験と、そこから得てきたスキルの価値がゼロになる」ということとイコールではないからね。「積み上げてきた実績を活かして、これからも大きな価値を生み出していくためには、新しいスキルを身に着けていかないといけない」というだけの話なんだよね。スキルは掛け算だから、いままで身に着けてきたスキルは、決して無駄にはならないからね。
それは本当に大事なことだね・・・。対立を煽りながら変革を進めていくようなやりかたでは、怨恨しか残さないものね・・・。
うん。みんながみんなに対して、健全な敬意をもって歩んでいくことが何よりも大切だね。
フリーランスにとってはどうなんだろう?フリーランスの場合は、どこまでいっても究極的には「ひとり」だから、やるもやらぬも、自分で決めるしかないよね。とはいえ、フリーランスの場合は、わかりやすく、自分がリスキリングできなければ、すぐに仕事をもらえなくなってしまうから、実際には「選択肢がない」とも言えるよね、「リスキリングし続ける以外、生き残る道はない」から、過酷だよね、フリーランスは。
会社によっては、リスキリングを支援する補助を出してくれる会社もあるかもしれない。でも、フリーランスには、そうした補助もなにもないからね。自分で、必要な時間とお金を工面して、リスキリングしていかなくてはならないわけだ。フリーランスは厳しいね。でも、フリーランスだって、ひとりじゃないからね!Wor-Qを活用すれば、リスキリングのために参考になる情報をたくさん得ることができるよ!「フリーランスのためのスキルアップ&キャリアアップ戦略ガイド」は、ぜひ読んでみるといいね。WEB制作に関しては、「お役立ちリンク集(WEB制作編)」もあるから、活用してみるといいよ。高度な技術的知識がなくても活用できるデジタルツールもたくさんあるから、勇気をもって、試しにあれこれ使ってみるといいね!
フリーランスは、ひとりだからこそ、横でつながりあって、みんなで応援しあってリスキリングを進めていくことが大切だ、ってことだよね!わーくまが、いつも言っていることだね!わたしも、役に立つ情報を見つけたら、どんどんみんなにシェアしていこうと思うよ!いつもありがとう、わーくま!
「わーくま」についてもっと知りたい方はこちらをご覧ください!
用語の分類:キャリアアップ, フリーランス用, 雇用労働者用, 非・コロナ関連
用語番号:dict128
用語集ページ公開日: 2021年11月23日

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