Wor-Q
働くみんなの連合サポートQ

相談事例集

Q
出産するときにフリーランスが利用できる制度はありますか。
A
出産育児一時金の受給や国民年金保険料の免除等を活用しましょう。

解説

雇用されている労働者のように、いわゆる産休を取得したり出産手当金(健康保険の被保険者が対象)の受給を受けることはできませんが、国民健康保険に加入していれば出産育児一時金を受給することができます(42万円)。また、産前産後4ヶ月間の国民年金保険料が免除されます。自治体によって助成額等は異なりますが、妊婦健診費用の助成も受けられます。いずれも手続が必要ですので、忘れずに活用しましょう。

フリーランスのひとことメモ

フリーランスの場合、妊娠後の検診、出産、そして出産後にかかるさまざまな費用をどうやって工面するか・・・という問題に加えて、妊娠後、さらには出産後に「どうしても働けない」状態になってしまったときの収入をどう確保するか、という問題もあります。出産育児一時金を得られるとはいえ、決して十分な金額であるとはいえないでしょう。

 

妊娠出産時に思わぬ不調をきたして働けなくなってしまった場合に備えることのできる所得補償保険も存在しますが、出産前後の働けない時期の収入減を100%カバーしてくれるものではありません。どうしても出産後早期に再び働きはじめなくてはならなくなった場合に備え、保育の準備(下調べ)も早めにしておく必要があるでしょう。

 

このような、フリーランスの妊娠・出産・育児を取り巻く状況の厳しさは、今後もっと社会的に手当を強化していく必要があります。Wor-Qには、フリーランスの皆様の声を集める「Wor-Q OPINION BOX」などの仕組みも用意しています。ぜひ、ともに声をあげて、一緒に「働きやすい」「暮らしやすい」社会制度を作り上げていきましょう。

 

なお、Wor-Qには「お役立ちリンク集(妊娠・出産・育児)」もあります。便利な最新ITサービスも活用して、少しでも負担を減らしていっていただければと思います。

 

※「フリーランスのひとことメモ」は、Wor-Qの編集業務を業務委託で担当している「フリーランスとして働いている人」が、個人的な経験等に基づいて執筆しているものです。ひとつの参考としてお読みいただけましたら幸いです。

相談の分類:
相談事例番号:qa65
相談事例ページ公開日: 2021年4月26日